肺活量


日本で人間ドックをうけてきました。
努力性肺活量は年齢平均の下限あたりです。もう、20年間、ずーーっと平均を上回ることはないです。
ダイビングのイントラをやっているというと、知らない人はすごい肺活量だろうなと勘違いしていますが、スクーバダイビングと肺活量の大小は関係がありません。もちろん息ごらえも関係ないです。わたしは水泳の20m潜水できる自信はあまりないです。

ダイビングでは息をとめないし、安定したゆっくりした呼吸で、換気効率のよい深い呼吸をしているので、私はタンク1本で浅場だと2時間以上保つし、喉や胸や口が苦しくなることは皆無です(これは肺活量じゃなくて呼吸筋だよ)。ダイビングの呼吸は、しっかりした横隔膜の1枚でたいがいカバーできます。

体格別エア低消費コンテスト(?)があれば、かなりの自信があります。が、なんべんも言っているように、ダイビングと肺活量とは関係ないです。むしろ、最大酸素摂取量(VO2MAX)と呼ばれるものが関係すると思います。基本は息を吐ききって、肺の空気を全部入れ替えるほど深い呼吸をすることです。肺の換気がわるい(つまり肺の中に古い空気を残してしまう)と、息が速くなる(エア交換量不足の酸素不足を補うため、早い呼吸で酸素を継ぎ足そうとするから)原因です。

ダイビングは呼吸が重要ですが、肺活量は私を例として関係ないです。重要なのは3つ
1 レギをしっかり銜えてられる丈夫なアゴの筋肉
2 肺の空気を空にする、「おちついた気持ち」
3 横隔膜を鍛える(いわゆる腹式呼吸ってやつ)

呼吸の基本は、空気をどれだけ吐きだせるか!です。だから肺活量検査も吸気じゃなくて呼気で検査するぐらいです。息を吐こう!ゆーーーーーっくり、ふかーーーーく。肺の空気を全部抜いて、それから吸おう!