1月15日のダイビング

今日はOpen Waterコースの海洋実習とファンダイビングです!今年初めてのダイビングになる方もいらして、楽しいな!でも、帰国がきまって今日が帰国前ジェッダ最後のダイビングになる方もいらっしゃいました。またジェッダに戻ってきてください!

しかし、今日はうねりが強い日(数日前に遠くで嵐があったんだと思う)で、通常のエントリーポイントは使わず、波裏の階段から入ります。いつもは波裏の階段おりて少し歩くのですが、今日は潮位が高いのですぐに水に浮かべてOK。さらに高い潮位のおかげでうねりがサーフになるドロップオフのエッジも下を潜って通り抜けできます。

ああ?でも通常のエントリーポイントから入っていく人がいる!ヨーロッパ人の2人組みだけど、慣れているのかなあ?ちょっと心配になりました。いつもの手すりでゆっくりフィンを履こうとしてます…ああ、駄目、ここからエントリーだったら波の小さいリズムに合わせて、ダッシュで歩いてうねりを抜けてからフィンを履かないと!!スピードとリズム感が勝負なのに!!

と、波が来て、二人とも転がされましたが一人は無事立ち上がりました。でも、一人がフィンを流す、シュノーケルを流す。このエントリーポイントから助けに行くと、私も転がされるのがわかっているので、陸上からそのまま水面移動して波裏の階段まで行くように指示するのだけど、ついでにウエイトも落としたらしく一生懸命に流した器材を探していて波のなかを転がされてます。

うねりは波とちがって、押しも引きも強いです。見た目は一緒ですが、うねりの中で立てません。

足の立つ浅場はダイビングにとって非常に注意を要するところです。ダイビングはすべからく、浅いところが難しいのです。ダイビングを知らない人は、浅いところ、特に足が立つところが安全だと完全に誤解しています。ここが、ダイビングを勉強したか、してないかの大きな差です。足が立つところでも、できるだけ立たず浮力を確保して浮かぶのが正解です。

海況がよくないので1ダイビングで引き上げました。自然が相手なのでしかたないです。

無理せず安全ダイビング!楽しまなければダイビングの意味はありません。

(波裏の階段からエントリーしたので、私たちはそれほど大変ではなかったです)