熱帯魚がカラフルな理由

すごい本質を突いた質問
http://q.hatena.ne.jp/1043558785

(引用)「なぜ海水魚は淡水魚よりも派手な色彩のものが多いのですか?淡水の熱帯魚にも派手な魚はいますが,海水魚の色の派手さにはかなわない気がします」

回答には海水の透明度が河川の透明度より良い等あげられています。なるほど!納得です!
透明度が良いと、見た「目」の認識度が高くなるのは実感としてわかります。逆に洞窟や深海の光のささない(透明度の無い)ところでは体色なんてどうでもいい、、みたいな種類ばかりになりますからね。

ダイバーも、なるだけ色の減衰の少ないもの(黄色、オレンジ、白、黄緑)や、鮮やかな色のウエットスーツやBCD、フィン、マスクをつけているとダイバー同士のコンタクトがしやすいです。見つけやすいようにインストラクター用に白のマスク、白のフィンなんかが売られていたりします。もっとも、鮮やかな色だと臆病なサカナに気付かれて、逃げられてしまうこともあります。水中ハンター用にはカモフラ柄のウエットスーツがあります。

識別のためにビギナーダイバーには、限りなくカラフルになってほしいというのがインストラクターやガイドの本音かもしれません(笑)。みんな一緒のレンタル器材だと「あれは誰だっけ?」

そして終点は、めざせ「平家物語ダイバー」。ダイバー各位がそれぞれの器材の色や形状を競いましょう!たとえば、、
<赤地の錦の直垂に萌黄威の鎧着て、鍬形打ったる甲の緒を締め、金作りの太刀をはき、切斑の矢負ひ、重籐の弓もって、連銭葦毛なる馬に金覆輪の鞍おいてぞ乗ったりける>(ダイバー訳:錦の模様のウエットスーツを着て、あざやかな黄緑のマスク、キャラ付きのフードを被って、金塊を鉛のウエイトの代わりに装着。まだら模様のBCDに、オクトパスはカラフルなホースプロテクションをぐるぐる巻き、しろい丸いぼかしをいれたタンクに、金めっきのバックパックをつけて潜る)

<紫のにほひの御衣、山吹の御表着、桜の御小袿、青色の御唐衣、蝶をいろいろに織りたりし、召したりし、いふかたもなくめでたく、若くもおはします>(ダイバー訳:グラデーション紫のウエットスーツに、金色のBCD、桜色のタンク、青のマスク、蝶模様のフィンを履き、若々しいですね)

とか、、いかがでしょうか?エントリーに際しては、名乗りをあげるという方法をあります。