TECディープの講習4


なかなか難問な「知識の復習」と格闘して、今日はTECディープ45の実技。これから、45m下まで行って来ます。
タンクを3本持つ、、だけじゃなくて、マスクは2つ、ダイコン2本、BCDも2枚入り、重いので、ウエイトベルトが不要です。ウエイトベルトが無くても、重みで沈みます。どころか、水面で中性浮力が取れないぐらい重いです。写真の腰のところには自家製浮き袋?が付いてますが見なかったことにしてください。




今日はスキルが無くて、45mまでファンダイビングといわれました。。。が、これまでインストラクターはいきなりマスクを毟りとったり、タンクのバルブをこっそり閉めたり、無茶するので気が抜けません(でも、今日は本当に何にもなかったです)。
エントリーポイントにダイバーが多くて10mぐらいまで、真っ白にみんな砂を巻き上げて透明度が良くなかったです。20mは、やっと向こうが見えてきた。30mは、おお透明度いいなあ、そして40mはクリスタルクリア!全く浮遊物がなくて、超感激。10mぐらいの水温は31度まであったのに、45mは26度です。この日もアップウェリングがあったようです。

45mの世界は、神秘的というか今まで体験したことのない美しさ。静かな時間が流れて幽玄の世界にきたようです。暑いのでプロテクションしか着てませんが、寒いということはないです。気持ちよく、漂って、ああ、天国ってこんな感じなのかなあ、、と思うほどでした。そして、砂地にはガーデンイール(チンアナゴの仲間)が遥かむこうまでぎっしり、、、こちらも頭がフラフラ漂ってます。

正直に言います。昨日まで、半泣きで訓練を受けてました。次々とくりだされるスキルが上手くこなせずに、もうTECディープってカード取得しても、その後、絶対に潜らない、こんな大変なことやらなくても、普通のダイビングで十分だ。。。と確信してました。

でも、今日ははっきりいいます。こんなダイビングをやるために生まれてきたんだ!