エクスクイジット バタフライフィッシュ


紅海の王様というのは、アラビアンエンジェルフィッシュ。紅海の女王というのは、ブルーチークバタフライフィッシュ(ゴールデンバタフライ)。あれ、逆だっけ?でも、そういうふうに熱帯魚屋さんでは呼んでいるそうです。かねがね、きっと紅海の王子、紅海の王女、紅海の皇孫、紅海の王様の外祖父、紅海の女王の侍女、、、いっぱいいるのではないかと思っていました。紅海の固有種は多いですから。
お客さん「このサカナどうしてこんなに高いの?」
熱帯魚屋さん「これは、<紅海の女王の従兄弟の奥さんの叔父>と呼ばれる高貴なサカナなので、値段が高いのです」
お客さん「そんな偉いサカナ捕まえていいの?」
じゃーん、すくなくとも「紅海のプリンス」レベルです。

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20120503 fal 015 posted by (C)abu naoki

正直に言うと、今日はじめて名前を知りました。エクスクイジット バタフライフィッシュ。有名らしいです。どうして、いままで写真もとらず、ほったらかしどころか名前も知らなかったかというと、「うじゃうじゃいて、他にもっとキレイなのがいるから」という理由です。申し訳ない。名前を知ったとたんに目が覚めました。

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20120503 fal 243 posted by (C)abu naoki

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20120503 fal 244 posted by (C)abu naoki

エクスクイジットとは、手持ちの英和辞典で、「(ほめて)この上なくすぐれた、優美な、立派な、申し分なく、すばらしい、美しい」。名前をつけた人がそこまで入れ込んでたのに、うっかり知らず申し訳ないです。そうやって、隅々までみると、うっすら青い線があったり、目と目の間に細かい模様があったり、芸の細かい美しさがあります(フォローに必死)。

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20120503 fal 242 posted by (C)abu naoki

奥が深い。