12月2日のダイビング

今日はアドバンスコース、AWAREサカナの見分け方と水中デジカメでした。

いつもながら、Fビーチの透明度はとても良いです。浅瀬の2.5mの底まで完璧に見通せます。マルコバンアジが泳いでいるのだって、完全に見えるので、水中に潜らなくてもサカナの説明はラクラク。岸から説明できたサカナの種類はおおよそ10種類ほど。

浅場には稚魚の群れが、ゆっくり流れていきます。

あ!ナポレオン発見!ただし、大きさは15センチ。サカナの特徴をきちんとつかんでいれば、小さいからといって見逃したりしません。図鑑と友達になろう。ナポレオンの和名は「メガネモチノウオ」。メガネをかけたように見える黒い筋が種の判別の鍵です。頭のコブはメスは無かったり、子供のうちもないですから判断材料にはならないです。

さて、これからエコとサカナ探しの旅、、、


いろんなお魚が見れて、今日の参加のダイバーのみなさんも笑顔でにっこり。

2本目は、カメラ。水中カメラの極意は、「中性浮力」。サカナを驚かせないで、ゆっくり近づくこと。写すのはサカナだけじゃないです。見渡して、何もないときは、ダイバーの泡を写す。泡を写せば、芸術に見えます。

遠景にダイバーをいれて写すと、とっても、ダイビング雑誌の写真風になります。なるべく、上手い人の水中写真をいっぱい見ると、目が肥えます。

ダイバーのかたの、綺麗なミノカサゴの写真です。うまいですね。

スペシャリティコースには、水中カメラSPと水中デジカメSPという、ちょっとどこが違うのかよくわからない2つのコースがあります。水中カメラSPは昔ながらのフィルムカメラを基本としてデジカメも含めて被写界深度とか学んで、どちらかというと一眼レフで一発必中的なマニアックさがあります。水中デジカメSPは、むやみやたらに撮りまくって、コンピューターでどう編集する、どうレタッチするということを学びます。
私の写真はどれも多少色を整えたりしています。でも、ピンボケをくっきりとか、サカナの尻尾しか写ってないのに全体を出すとか、そんなことはできません(笑)。写真は構図が命です。下の写真は、上のほうの写真と同じ場所で写したものに青みと彩度を強くしたものです。

イメージ変わりますよね。