Ca(OH)2 + CO2 → CaCO3 + H2O

サンゴや貝の硬いのは炭酸カルシウムです。
海中の水酸化カルシウムに、波打ち際でザッパーんと泡になって取り込んだ大気中の二酸化炭素が、サンゴや貝の体内で炭酸カルシウム(CaCO3)と水になります。こうして、大気中の二酸化炭素の多くは海で固定されます。エコに関心があって化学好きな方は、どうぞ、この切り口で、サンゴに興味をもたれるといいと思います。
昔から化学は苦手ですが、ずいぶん以前に化学好きのインストラクターからホワイトボードに延々と化学式を書いて説明されたことがあり、「あー、この人、うれしそう。よっぽどこういうの好きなんだろうな、、」と思いました。