2月5日のダイビング 波穏やか

アドバンスコースとエンリッチドエアSPの講習でした。非常に波は穏やかで、エントリーも楽でした。お昼過ぎで講習も終わり、のんびりできました。

最初のダイビングの終わりごろ、おっきなタコを見つけました。私がいままでに見た中で最大のタコです。ビデオにとったのでそのうちアップしたいと思います。

この日、非常に珍しい骨董品のようなダイバーがいました。
フロントマウントタイプのBCDに、ハーネス式バックパックです

フロントマウントタイプBCDは1970年代の初め頃から80年代の初め頃まで良く使われました。70年代の終わりごろには今と同じスタビやアドバンス型BCDが発売され、80年代半ばフロントマウントはすっかり過去のものになりました。90年にダイビングを始めた私も、フロントマウントは倉庫にホコリをかぶって転がっているのを見た記憶があるレベルで、実際につけている人を見るのは稀でした。

ダイビング器材メーカー各社は、安全性と信頼性向上のため研究開発に余念がなく、新しいモデル毎に性能がよくなってきています。器材選びはセルフ・レスキューの第一歩ですので、骨董品で潜るのは(本人がカッコいいと思っているかもしれませんが)避けたほうが無難です。

フロントマウントBCDダイバーのバディも古い器材を使っていました。写真でみるとフィンを履きながら、ウエイトベルトを落としたようですので、まず、器材の装着をきちんとチェックしましょう。


<おまけ>
下は、79年の映画「サンバーン」です。チャーリーズエンジェルで人気最高潮だった、ファラ・フォーセット主演です。当時ポスターで、彼女が白いウエットにぶっといナイフを足首につけたものが非常に人気でよく覚えてます。で、動画は下ですが、バックパックだけでBCDをつけていません(2分ごろ)。ダイビングの際にBCDを着るということ自体、スクーバダイビングの歴史の中では比較的新しい習慣なのですね。
ちなみに、70年代のハリウッド映画では、「美女が水着にスクーバをつけて危機に陥る」という黄金の萌えパターンがありました。ファラも溺れそうになりますが、この時代の萌えパターンなのでさらっと見てください。このパターンでは、美人は水着が原則ですが、彼女がウエットなのは下のWikipediaで読むと納得しました。

タンクを小脇に抱えて走り回る、タンクを背負ったままヨットに忍び込む、うーん、ファラ元気だね。天才的な運動神経だったらしいです。ファラは昨年、末期ガンのために亡くなりました。奇しくもマイケルジャクソンと同じ日に亡くなったので扱いは小さくなりましたが、一世を風靡した女優です。そう、ファラカットって髪型もあったよね。

「ファラ・フォーセット」
産経新聞より)
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/090626/tnr0906260936009-n1.htm
Wikipediaより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88