アルビラードビーチのダイビング地図2 幕間:「ダイバーへの道」

Desert Sea Diversを後にして、ビーチバレーコートの手前を通って、てくてくと「ダイバーへの道」を「先端」まで歩きます。ここでは、忘れ物がないか考えましょう。先端の器材装着場までだいたい150m。忘れ物があったら、てくてく取りに帰らなければなりません。
えーっと、ダイビング器材はカートに乗せました。あれはイドリースさんがあとで爆音を立てて「先端」まで届けてくれます。今、手に持っているのは貴重品と脱いだ服ぐらいなもののはずです。更衣室にはロッカーはないので、かばんに詰めて行く先々まで持参です。


てくてく、てくてく歩きます。波が穏やかなら心も自然と穏やか。白波が見えていると、無理に穏やか。アルビラードでは地形の関係上大波は立ちません。ただし、リーフのエッジに水流があたるとうねりが崩れるので波のようになります。でも、大したことないです。アルビラードビーチのすごいところは大波が立たないことと流れがほとんどないことです。もちろん1年に数度ぐらい海況の悪いときはありますが、穏やかさが売りです。

前の記事で「カフェは後!」と書きました。サウジアラビアの海は紅海でもペルシャ湾岸(ドバイとかでも同じ)でも、<<風が吹くので>>「午前中は穏やか。午後から強風になって海も波立つ」という鉄則があります。それで一般的なダイビングとして朝一番で乗り込んで、ダイビングを終えるのが大体13時頃。それから後は海に入らないことがほとんどです。13時頃に終わって、それからお昼ご飯とログブック記入を行なって、(気力があれば)器材を洗って解散となります。カフェテリアも16時がラストオーダーです。シュノーケリングもお昼ご飯前に終わらせておくのがベストです。

ホテルに宿泊でのんびり…というときは、朝一番でダイビング。早ければ早いほど透明度も良いし、大物も見れます。お昼ごはん前(大体13時か14時)までにダイビング(シュノーケリングも)終わらせて、ゆーっくりお昼。ダラダラと食べ終わって、こんどはパラソルの下、日光浴、読書、音楽鑑賞、ダラダラすごして、思い出したように砂浜でパチャパチャ泳ぐ、あるいはビーチバレーに参加というスケジュールが一番のお勧めです。ホテルからの出迎えバスは16時半にビーチに来ています。たしか、17時にビーチ発だったと思います。

ちなみに海水浴客向けの砂浜はパラソルのすぐ前面です。「ダイバーへの道」の先端とは全然別です。
前の記事の最後の写真で、パラソルのすぐ前が「砂浜」、右の塀にそって奥に奥にいったところが「先端」です。
「砂浜」でスクーバ器材を装着することは練習目的でも禁止されています(泣)。そう、ダイバーは「ダイバーへの道」をつき進むしかないのです。

そろそろ「先端」の青い土台が見えてきました。