1月11日のダイビング


風が強くてボートダイビングが欠航だったらしく朝のダイビングショップは人影まばら。私たちはFALでビーチエントリーだったので、そのままお店のラーシド君と一緒にFALへ移動。
気温は20度ちょっと下、、、風もあり、今日頑張れるなら、ジェッダでは年中恐いものなし!という環境です。2人でファンダイビングだったので、さっさと器材を背負ってエントリー、、ぬるい。陸上が涼しいので水中が温く感じます。それもそのはず、25度。水中のほうが5度以上暖かいのです。
一本目はしばらく行かなかった北側。工事をしているところを過ぎると、またきれいな場所がでてくるのではないかという期待です。建設工事の沖合いは深度20mぐらいまで潜り、透視度を確保。ただ、シルトがサンゴに積もり、ほぼ全滅の様相。工事現場を通り過ぎても、同じく造礁サンゴは白化していました。テーブルサンゴの折り返しで戻ってきましたが、つらい光景です。

潮流が建設現場から北に流れているので、建設現場のシルトが北一帯に降り積もっているのです。残念ながら北側は数年は回復できないでしょう。北一番洞窟やキンギョ岩もすべて過去のものとなりました。残念です。

エキジット手前で、グルクマがトルネードで憔悴したダイバーを迎えます。これで、少しは救われた感アリ。

エキジット後は、すぐにウエットスーツも脱いで、体を乾かし、暖かい服を着て、熱々のカプチーノでのんびり。水温の方があったかくて、陸上は21度。1時間ほどあったまって、2本目のダイビング。こんどは南行き。ダイバーも増えてきました。

2本目は、タコ!普通に泳いでいるタコがいて、びっくり。最初、どんなサカナ?とじーーっと泳いでいる姿をみていたのですが、タコ!こんなに泳ぐタコははじめてみました。
タコが岩陰に隠れても、そこはタコのストーカー、ハタがびっしり横について、ハタの後を追っていればタコからはぐれることはないです。ハタは好奇心旺盛で、タコみたいな変なのが大好き。とことん追いかけるのです。


えーっとこちらは、ここ数日同じ場所にいるハタ、、名前はなんだっけ、、

早速、「ジェッダのサカナ図鑑」で調べる。図鑑をつくっているからといって、名前を全部覚えているわけではないのだ(笑)。しかも、最近物忘れもすごいし、、ただ、図鑑に載っていたことだけは覚えてる。

http://photozou.jp/photo/show/2125673/138993452
「マダラハタ」でした。ちなみに、この個体を「鼻黒」と名づけました。