ダイビングの使命


ダイビングの使命は「無事に戻ること」。
安全第一は非常に重要で、まさしく<第一>です。

ところが、毎年日本でもサウジでもダイバーの事故は起こっています。先日はサウジの若者が行方不明になり、捜索中のダイバーが二次遭難で死亡するということがありました。アドバンスOWダイバーで、深度60mで事故にあったようです。無謀なダイビングの果てとしか良いようがありませんが、無事を祈りたいです。

ダイビングの深度ですが、OWダイバーの最大深度は18mで、AOWでは30m。そしてディープダイビングSPのトレーニングをうけても、レクレーションダイビングの最大深度は40mです。どこにも60mなどありません。複数タンクのテクニカルダイビングでも、40m、45m、50mです、しかも、複雑で長い練習が必要となります。

ダイビングをしている人は誰でも知っていることですが、ダイビングは浅いほうが魚影も濃いし、自然光が明るく、たのしいです。自然に深度が深くなっている人は、中性浮力が取れていない場合がほぼ100%です。深くいくのは、単に錘を増やせばよくて、簡単なことですが、浅場をいくのは上級者の証です。オーバーウエイトにはくれぐれも注意しましょう。

まず、ビギナーのうちに繰り返しダイビングをして体を慣らしておき、不安があればインストラクターに伝えてインストラクターの近くにいるようにしてください。下手だから迷惑をかけてはいけない、、といって、端っこにいるのが一番あぶないことです。