海上保安庁の統計


ダイバーの頼もしい味方、仙崎さん、、じゃない、海上保安庁。いろいろな海でのトラブルのデータも集計して公表しています。「人の振り見て、我が振りなおせ」、いろんなトラブル実例を知っておくことで、自分のダイビングがより豊かになります。

夏季安全推進活動期間(7月1日〜8月31日の2ヶ月間)におけるレジャーダイビング中の事故の傾向について
http://www.kaiho.mlit.go.jp/marine/figure/H24.7-8diving.pdf
トラブルが2例だされており、1つはプレダイブセイフティドリル(BWRAF)を無視して潜水を開始したため溺水したケース、もう一つはグループからはぐれた人が勝手に上陸して、残されたダイバーが水中捜索をはじめた後におこった溺水です。どちらも致死トラブルとなっています。そして、どちらもテキストでも実技でもきちんと説明されてあるはずのものです。ブランクがあいたダイバーは、きちんとテキストを読み直し、スクーバリビューを受けてからダイビングを開始しましょう!基本にもどることができるのが、素人と玄人の違い!熟練者はいつも謙虚で基本に忠実です!

2012年(1〜8月)レジャーダイビング事故発生状況(速報値)
http://www.kaiho.mlit.go.jp/marine/figure/H24.1-8diving.pdf
上の2つのURLどちらも大きく書いてありますが、40歳以上のトラブルが半数を超えていることが注目点です。自分の体力(特にスタミナ、バランスや柔軟性を!)過信せず、日々、体力の維持にとりくんで、末永く使えるからだをめざしましょう。
また、年配になるとインストラクターの説明、テキストに書いてあったこと、配布されたプリント、実技の注意などなど、、を軽視しがちになります。新しくはじめたアクティビティは、どれも小学1年生の柔らかい心と熱心さが必要です!

基本をわすれず、楽しいダイビング!

安全ダイビングのためのポイント10
http://www.padi.co.jp/visitors/news/pn12130.asp