アップウェリング

昨日(7月6日)のダイビング、、湾外のドロップオフで珍しくアップウェリングが発生!急にひやっとする涌水流(アップウェリング)が発生していました。通常は、岸から沖に吹く風で表面の水が移動することでおきるのですが、昨日は極端な引き潮のため表面の水が沖合いに引いていかれ、深度水がドロップオフに沿ってわきあがってきた分です。

アップウエリングの説明はこちら、、が、あまり詳しくはないです。
http://www.weblio.jp/content/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0

上のアップウェリングの説明だと透明度が増す、、とあるのですが、昨日は引き潮が原因で、岸の泥が沖合いまで引き出されていたので透明度はそれほどでもありませんでした。しかし、魚影は濃かったので生物の動きは活発でした。

驚いたのが、検索すると私の記事が、、2009年9月5日にも同じ条件でアップウェリングが発生していました。結構ひさしぶりの経験ですね。
http://d.hatena.ne.jp/inlinedivenaoki/20090905

こちらは、ハナミノカサゴの群れ、、珍しいです。手前の2匹はペアです。真ん中のオスはこれからスピードを出すため目の上の角を折りたたみ、背びれも折りたたんだところ。手前のメスは角だけ折りたたんでます。奥のオスは、まだ巡航モードで、角は立ててせびれも、開いたままです。

ちなみに、こちらが猛ダッシュ時のミノカサゴヒレ状況、、飾りの角、背びれ、胸鰭は折りたたんで、推進力のため尾びれや尻びれが大きく開いています。

レッドシーバナーフィッシュは、紅海の固有種です。こちらも3匹で、、どういう組み合わせだろう?2ヶ月ぐらい前から同じ場所で5匹(この3匹+1ペア)だったり、3匹だったりしています。ほんとーに、いつも同じ場所(ヤグラからタイヤの庭に行く途中、深度6mぐらいのところ)