紅海にニタリクジラ!!!!!!!

先日、FAL5がダイバーをつれて、ダイビングポイントに行く途中、ニタリクジラと遭遇しました。(念のため、私はこのグループとは無縁です、、残念無念。一生自慢できたのに)



大きさはダイビングボートとほぼ同じ長さ、船長はDesert Sea Diversの中で一番操船の上手いキャプテン・ジュリーでしたが、船にぶつけられるのが怖かったということです。
乗船したダイバーが一斉に写真を撮り、今日、そのうち何枚かを見せてもらいましたが、Brydes Whale(ニタリクジラ)ではないかというメール内容だったので、見当つけて写真と見比べましたが、まごうことない、ニタリクジラです。近縁のイワシクジラではありません。
そのうち、写真がどこかにアップされると思いますが、また紹介します。

ひげクジラの中でも中型のクジラで、Wikipediaによると、紅海には居ないことになっています、、が、実際にいるんですね。紅海のクジラといえば、ゴンドウクジラは良く聞くのですが、大きな、ひげクジラが、まさか、いるとは!!!写真ですけど、絶句しました。

Wikipediaのニタリクジラの説明はこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%83%A9

下の絵はWeb上のものです。

私がみたニタリクジラの写真は、真下から大きく口を開けて捕食し、水面に反動で顔が飛び上がったところで、大きく膨らんだ喉や頭が、非常に鮮明に写っていました。クジラを見ただけでもすごいのに、真下から飛び上がる捕食の瞬間も見れて、すごい。写真には、クジラの周りにアジサシかミズナギドリのような白い海鳥が舞っているのも一緒に写っていました。

恐るべし、紅海。奥が深すぎる。

Wikiからの引用はじめ)本種が主食とする小魚はカツオなどの大型回遊魚の餌であり、本種のいる海域には大型回遊魚の群れがいる可能性も高くなる。(引用おわり)

ニタリクジラにくっついているカツオを見るだけでもすごいのに、、、

これが、「はぐれて迷っているクジラ」なのか「紅海に生息しているクジラ」なのか、よくわからないので(いつもどおり?)Woods Hole Oceanographic Institutionに確認のメールを出しておきました。返事が来るといいですね。