レスキューコース実技終了

昨日はAl Bilad Beachの手すりが波で隠れるほどの最高潮位で、しかも風も波もなくエキジット・エントりーが非常に楽でした。宝くじが当たったぐらいの、すごいラッキーです。
おかげでレスキュー実技で一番大変な溺者役の人の器材を脱がせたり、自分の器材を脱いだりというのが、(もちろん大変ですが)怪我もせず1発合格でした。もちろん、溺者役を背負ったり…と大変なのは変わりないのですが、エキジットポイントぎりぎりまで浮かんでいけるというのは海況からいっても珍しいです。

レスキューコース実技終了のお二人です。パチパチパチ。おつかれさまでした。

ついでの写真です。

私自身、レスキューコース講習で2度怪我をしています。教える側がトレーニングの最中に怪我しては意味ない!それに恥ずかしいです。一度目は転んで深い傷を作ってしまったこと(1年以上たつのにまだ傷が残ってます)、二度目はふくらはぎの肉離れで今年の5月です。肉離れのときは、コース生に担いでもらう+応急手当をしていただくという羽目になりました(教えたことを、即、実体験させる…泣)。
どちらも陸上で溺れている人を発見して、浜からのロープのついたフロートを投げる…というシナリオのときに(器材を背負ってなくて身軽なせいか)勢いこんで足がもつれて失敗です。

レスキューダイバーは、まず自分の身を守ること。それに「いざ人助け」のためには常日頃からちゃんと体を整えておくことの大切さを身をもって知りました。レスキューは、レスキューカードを持っているだけじゃなくて、学んだことを覚えて、思い出して、体調を万全にしておいて、「いざ」というときにきちんと対応できてなんぼのものです。

ハイ!自戒のコメントでした。